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奇抜なデザインの自転車 ダーズリー・ペダーセン

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こんにちは!With your Bicycle Life.デザイン担当Akiです。

急に寒くなりましたが、皆さんお元気ですか?

今日は、奇抜なデザインの自転車ダーズリー・ペダーセンについてのご紹介です。

今日も毎回お馴染みの本。50の名車とアイテムで知る図説自転車の歴史からです!

50の名車とアイテムで知る図説自転車の歴史

history

興味を持たれた方は是非ご購入くださいw

ダーズリー・ペダーセン

ミカエル・ペダーセンは、デンマーク生まれの19世紀屈指の自転車の前衛的デザイナーでした。創造性と想像力、才能、向上心に満ちたユニークな人物でしたが、技術肌の頑固で気まぐれな個性がのために、才能に見合うだけの経済的・商業的成功はありませんでした。

晩年ペダーセンは、生活保護を受け貧困のうちに故郷デンマークで亡くなっています。

誰からも深く愛された才能

しかし、彼の独自の才能はサイクリング愛好家に深く愛され、その評判はずっと生き続けました。2003年、彼の遺体はダーズリーに移され、300人以上の人々が見守る中埋葬され直しました。

職人技の見本

1世紀以上たった今でも、ペダーセンの独自のデザインは、世界中で職人技の見本となっています。

奇抜ながらも美しいデザイン

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写真 50の名車とアイテムで知る図説自転車の歴史 より

ペダーセン自転車のデザインは非常に奇抜なデザインで人々を魅了しました。

最大の横剛性を得るためにフレームの本体はいくつもの三角形の組み合わせで構成されたため、計算では、各三角形の先端部で主応力が吸収されるような仕組みで、フレーム据えての菅が受ける影響は、圧縮応力のみでした。

初期の試作品は木製でしたが、1986年まで位は金属接合の方法を確立し、特許を取得しました。新型自転車のデザインでも特許を得ています。

ハンモック状のサドル

ハンモック状のサドルがフロントとリアの間に張り渡されてあり、非常に斬新で個性的なデザインをしていました。

いわゆる、現在の自転車の座る部分が、ハンモック状の布製だったのです。

最初のつまづき

ペダーセンの自転車のデザインはとても画期的で独創的なものでしたが、ペダーセンの自転車がでた当初、各自転車業界紙は、あまりペダーセンの自転車を快く思わず酷評しました。

各自転車業界紙がこぞってペダーセンの自転車を酷評したため、当初、ペダーセンの自転車はあまり注文も入らず売れませんでした。

成功のためにはパフォーマンス向上

このつまずきを受けてペダーセンは、成功のためにはパフォーマンス向上が鍵だと考え、新たな会社「ダーズリー・ペダーセン・サイクル・カンパニー」を設立します。

成功のためにはパフォーマンス向上が鍵だと考えた末に生まれた自転車は、、超軽量のレーシング自転車でした。

この自転車は今でも現存し、重量は5キロ以下だと考えられています。

複雑な三角形フレームのデザイン

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写真 50の名車とアイテムで知る図説自転車の歴史 より

ペダーセンは複雑な三角形のフレームのデザインにも着手しました。軸径の小さい菅材を使った強度が2倍のフレームです。

これは、紙上の評判もよかったため、ペダーセン自転車は劇的に売り上げを伸ばしました。

個性的なサドルも発明

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写真 50の名車とアイテムで知る図説自転車の歴史 より

ペダーセンは、ハンモック状のサドルをデザインした後も、非常に個性的なサドルをも発明していました。

みるみるうちに凋落し生活保護を受ける貧困生活に

1903年、ペダーセンはトラブルに巻き込まれました。野心的なデザインが生産能力を超えたことと、中間軸原理に基づいた3段変速ハブが掲載されていましたが、その摩擦クラッチが不良品で使えないことが判明しました。

ペダーセンの凋落の原因は、この不良品に関し、設計変更を頑として拒んだことです。このため、会社は不良品自転車の在庫を抱え、受注分を生産できなくなり、倒産しました。

ペダーセンの高すぎたプライドゆえに変更ができなかったのでしょう。

前途有望であったはずのペダーセン自転車の時代は終わりを告げ、1917年に生産が終了しました。

ビジネスセンスの乏しさ

ペダーセンは素晴らしい人物ではありましたが、ビジネスセンスが乏しかったため、支払いも騙し取られたりしていました。結果、アルコール量の増量、結婚生活の破綻、健康も損ない、晩年はデンマークに戻って生活保護を受ける生活となりました。

デザインの再評価

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写真 50の名車とアイテムで知る図説自転車の歴史 より

ペダーセン自転車のデザインの再評価がなされたのは、1978年の、イェスパー・ソリングがペダーセンのフレームを復活させた年のことでした。

最後に

いかがでしたか?

今日は、革新的なデザイナー「ダーズリー・ペダーセン」のご紹介でした。

才能があっても、晩年は暗い生涯だったダーズリー・ペダーセン。でも、その才能はいまだ人々の心に根強く生き続けています。

とてもユニークな発想だった、ダーズリー・ペダーセンはとても魅力的な人物だったのでしょう。

今も、職人さんたちの間では職人技の見本となっている、ペダーセン自転車。頑固さが仇となってしまいました。

素晴らしい技術力があっても、柔軟な姿勢でないと、世間の荒波を乗り切れなかったかもしれませんね。

愛好家が沢山いるペダーセン自転車。ぜひ、どこかで見かけたときは、ぱちっと写真を撮って乗ってみてくださいw

今でも、彼の素晴らしさが伝わるはずです。

ではでは、今日もありがとうございました!

With your Bicycle Life. デザイン担当Akiでした!

 

 

 

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